幸いへの方法論
●13:30 おこのぎ八郎新春セミナー2008にて講演
●横浜市内鶴見区内の視察
●横浜駅西口にて街頭演説
本日のNNN系列「NEWSリアルタイム」のコーナー「マル秘ウォッチ永田町」、5日のIT議連準備会合の様子が取り上げられていました。
第二日本テレビのサイトには動画はまだのようですが・・・笑顔の麻生さんが素敵でした。

IT議連準備会合(2008/2/5)
そして本日の麻生さん、横浜にて講演がありました。
年金を全額税方式で/麻生氏が提唱/横浜市内で講演
自民党の麻生太郎前幹事長は九日、横浜市内のホテルで講演し、消費税を10%程度まで引き上げ基礎年金の財源に充てる自身の年金改革案を披露し、「全額税金で負担するのは一つの案だ」などと述べた。
少子高齢化が進み、いまの年金制度は維持が難しいと説明。保険料と企業負担と公費でまかなっていた年金の財源を消費税とすることで、「月々保険料を払わなくていいとその分、所得が増える。一般勤労者は利益を受け取る方が多いのではないか」などと訴えた。
既に年金を受け取っている国民には「払った保険料の四倍ぐらい年金をもらっている。消費税の5%ぐらいはなんとか理解してほしい」と話した。
麻生氏は横浜市鶴見区内の「開かずの踏切」や商店街も視察、横浜駅西口でも演説した。同党の小此木八郎国対副委員長(衆院3区)が招いた。神奈川新聞 2008年2月9日

横浜市にて講演1(2008/2/9)
全国的に寒いこの中、本当にお疲れ様です。
やはり話題は年金に関心が集まっています。
麻生さんが「中央公論」3月号に年金問題について寄稿したこともあって、各社さまざまに報じています。(エントリ末尾の関連記事にて取り上げてあります。)
そして「中央公論」3月号です。
雪けぶる中、本屋にすっ飛んで行ったのですが、その甲斐がありました。
麻生さんらしい熱のこもった、熱い論文です。
このところ報道が多かったのですが、やはり紙幅に限界があるので、実際に読んだ印象は変わります。
何となく現政権批判をしたと思わせるようなの報道もありましたが、そのあたりは違いました。
この10年余、バブル崩壊、デフレ不況を経験して、国民には経済に対する不安と不信が蔓延した。不安と不信は不満と違い、エネルギーを生み出さない。古い政治に対する国民の不満を吸い上げて構造改革を進めた小泉政権は、確かに時代の子ではあったが、今や不安と不信を解消しなければならない時代である。破壊よりも建設の政治が必要なのだ。そして、国民にとって最大の先行き不安は何かと言えば、老後の備えである年金である。
社会保険庁の杜撰な加入記録の管理問題。年金保険料を流用して作った福祉施設がほとんど無駄な投資となったことへの批判。百歳の高齢者が「老後のために」とせっせと貯金しているという。現行の年金制度を信用できず、将来への不安に苛まれる人が以下に多いかを示す証左といえる。
政府がどんなに「100年安心」と謳っても、自戒を込めて言えば、もはや信用する人は誰もいないのだ。年金制度はまさに「負のスパイラル」に陥っている。
国民に安心を与えるのが政治の責任だ。抜本改革しか、国民の信頼を取り戻す術はない。
私の元には、福田政権について「何をやりたいのか見えてこない」という声も数多く寄せられる。
しかし、福田政権は発足から四ヶ月余りだ。昨年は安倍政権、そして今年は福田政権が倒れるようでは、政治の安定は望むべくもない。評価を決めるのはまだ早い。
私自身について言えば、今は、地方をきちんと回り、生の声を聞き、次の挑戦に備える時期だと思っている。ただ、その国民の声を宝として、折を見て必要な政策提言は当然行なっていく。国会で政治論争が起きれば、もちろん国民の負託を受けた国会議員としてその輪の中央に入っていく所存だ。
むろん、「次への挑戦」をきちんと明らかにしているのが麻生太郎ですが、かといって世間や永田町の風向きで、則を踏み越えての振る舞いはしない、それを自分に律するのもまた、麻生太郎なのでした。
このところの話題だった、本稿での民主党案との近しさについても、実際はあっさりとしたものでした。
民主党が全額税方式を主張しつつも増税に否定的である、とした上で、大きな方向性では一致しているのだから、そこをきっかけにして議論を深めていくべきだ、財源がどこにあるのかというのは政治哲学ではなく、あくまで実務の問題であり、国民の負担が少なくて済むように議論していくべきだ、としています。
国民生活に直結する問題を政局に利用すべきでない、という麻生さんの姿勢はこうした箇所からもはっきりしています。
そして本論。
学生や失業者にも一律定額の保険料を負担させることの困難、そして保険料納付期間25年未満者への不支給といった現行制度の不備を挙げ、基礎年金の運営を保険料方式から全額税方式へ改めることを提案、そしてその財源は消費税の増税での充当、とまず提言の骨子を挙げます。
そしてこの案は財政再建という点からだけではなく、国民の保険料負担の解消、そして将来不安の解消というメリットを取り上げ、さらに食料品等の生活必需品に対しては税率を低く抑える軽減税率の導入、さらに消費税率を10%に上げることを最終目標にしているにせよ、それは段階を追っていくべきである、という点にも触れています。
また、この案ですと企業の保険料負担がなくなるわけでもあり、昨今の非正規雇用者の増加や賃金の据え置きなど、雇用側の問題も指摘されていますが、そうした面も麻生さんの筆は及びます。
厚生年金は事業主が基礎年金の保険料の半額を負担しているが、全額税方式にすると、これもゼロとなる。すると、企業の負担が減ることに文句をいう人が出るだろう。これは、企業の厚生年金の負担軽減分を、従業員の給料に還元すべきだ。
(中略)
そもそもの背景には、戦後我々が経験したことのないデフレ不況という過去が大きく横たわっている。
バブル崩壊後、土地の値段は不必要なまでに下がり、日本の“土地本位制”の信用社会は吹っ飛んだ。土地を担保に金融機関から借金をしていた企業は、一斉に担保不足に陥った。
銀行も、担保不足の状況を継続すれば、不良債権として計上され、金融庁から文句を言われる。そして貸し渋り、貸し剥がしが横行した。
戦後、経営者はモノが売れない時、「もっと売れ」と言って、今までの不況を乗り切ってきた。しかし、デフレ下では、モノの値段が下がっているため、同じ量を売っても売り上げは減少する。売り上げを伸ばすには生産量を増やす必要があるが、そのための設備投資等の資金繰りはつかない。結局、黒字でも倒産する企業が相次いだ。これがデフレ不況だ。
ようやく企業が債務を返済し終わり、利益が出始めたのが、一昨年あたりからだ。しかし、経営者は先行きに関して不安がいっぱいなのだ。だからこそ、あと一歩、企業の背中を後押しする政策が必要になっている、政府は経営者に再び攻勢、未来へ目を向ける「気」を起こさせなければならないのだ。
企業の利益のうち、どれだけ労働者が報酬として受け取ったかを示す「労働分配率」は2005年度で70.6%と、四年前に比べて3.6ポイント低下している。
2006年の日本の一人当たりの名目国内総生産(GDP)は、前年度比4.0%減の34,252ドルで、経済協力開発機構(OECD)30ヵ国中18位だ。1993年の2位をピークに下落しているが、これは余りに低すぎる。GDPが伸びないのは個人消費の低迷のためだ。
私はここ数年、日本経団連の幹部と話をする時、「春闘対策で給料を抑える時代は終わった。給料を増やして消費を刺激する時だ」と言い続けてきた。経団連の御手洗冨士夫会長が最近、賃上げの必要性に言及するようになったことは、「我が意を得たり」である。
私の選挙区福岡県宮若市というところに、トヨタ自動車の関連会社「トヨタ自動車九州」というトヨタの国内最大規模の工場がある。
数年前、この会社が従業員を増やすと聞き、私は張富士夫トヨタ自動車会長に、非正規社員ではなく、正規社員の採用をお願いした。
そして、工場は二年間で約1000人を社員として採用した。その結果、宮若市で結婚ブームが起こった。
日本の合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に生む子供の数の推計値)は1.3人台で低迷しているが、結婚した女性だけを見た場合、2.0人以上だ。
収入が安定すれば、結婚して生活も安定させようという「気」も起こってくる。さらに、女性が子供を産んでくれれば・・・・・・。私は、宮若市の人口がこれから大きく増加するのではないかと期待している。事実、福岡県の出生増加率は、昨年、日本一になっている。
企業が生き残りを掛けて、経費削減に努めているのはわかる。しかし、日本社会が疲弊しては、結局、企業は成り立たない。まさに企業が未来へ目を向けるべき時なのだ。経営者には社会的責任を強く求めたい。それは第一に、従業員の給料を上げること。第二に、パート労働者など非正規雇用を正規雇用にすることだ。連合や野党の皆さんも異論は唱えないだろう。
また企業だけでなく、官僚についてもこう書いています。
耐震強度偽装事件に端を発した改正建築基準法の施行、ですがこの法律の変更点が本来問題のなかったものにまで及び検査の無用な長期化を招き、業界を停滞させ、GDPにしてマイナス0.6%の影響を与えている、という問題を上げて、これはもはや犯罪ではないか、と断じた上で、そして言葉はこう続きます。
ただ、官僚をいじめれば国民の受けがいいという考えは、愚の骨頂だ。改めるべきは、愚の骨頂だ。改めるべきは改める一方で、やる気にさせる仕組みを考えなければいけない。
政治化と官僚の関係がどうあるべきかもしばしば議論となるが、私は、官僚に有能な人間はたくさんいると思っている。これを利用し泣いてはない。国民の代表たる政治家は使用者で、官僚は内閣の使用人だ。使用者が使用人の悪口を言っているようでは、その組織は上手く行かないだろう。使用人を使いこなせない政治家が悪い。
身体を張って、また、政治生命を賭けている政治家のトップが方向を間違わず、「日本の進むべき道はこれだ」と決断することができるかどうか。発想の転換で危機を乗り切り、時には型破りであっても、また国民に苦い薬であっても、国家の成長のために必要ならば、大胆に実行に移す。その度胸が今の時代に求められるリーダー像ではないか。
何かを一方的に悪と断ずるのではなく、全員で。
要するに、使えるものはすべて使う。
民間の経営者として名を馳せた、麻生さんらしい意気込みだと思います。
以前もご紹介した『マシーン福田、マゾ麻生、サプライズ小沢―政治家の精神構造を分析する』(矢幡 洋著)という本があります。
麻生さんの性格傾向をマゾヒスティック・パーソナリティー(自己敗北型パーソナリティー)として、その言動に自己犠牲や自虐性のあることを分析してその具体例などを挙げていました。なかなか面白かったのですが、中にこのような箇所がありました。
麻生人気のなかには、「福田康夫は面白みがない。麻生太郎ならば小泉首相時代のような劇場型政治をやってくれるのではないか」と期待している向きもあるだろう。だが、まだそういう政権が成立したわけでもないので仮定の上でしかない話だが、私はおそらく麻生太郎はそういう劇場型の政治をやらないだろうと思う。国会答弁などもごくごくまともなものだろう。せいぜい劇場型政治を期待する人々を喜ばせるのは「選挙のときの応援演説が面白い」という程度のことなのではないだろうか。そう予測を立てるのはいくつかの理由がある。
一つには、麻生太郎は「敵を想定して、これに対して戦う」という構図を作ろうとしない人物だからである。今回の総裁選挙でも「自民党の古い派閥体質に戻してはならない」とは言ったが、「派閥談合と戦う」とは言わなかった。せいぜい「いじめられている」と自虐的に語っただけだった。八派閥を敵に回した経緯からすれば「古い自民党と戦う」とこぶしを振り上げてもいいはずだったが、「いじめられている」と自虐トークを繰り返すだけだった。また、福田康夫に対して文章では「政治理念が違う、旗をあげて真っ向から戦うべきだと思う」と書いてはいるが、総裁選では特に「保守本流体保守亜流」というような対立図式で戦おうとはまったくしなかった。
マゾヒストは、サディストではない。麻生太郎は「仮想敵国」を想定して攻撃性をあおり立てる、ということはしない人物である。なにしろ、保守的とされる政治家でありながら「安易な中国脅威論にはくみしない」として、いずれ中国が経済的発展と共に政治的自由を求める流れが常態化し日本と重要なパートナーシップをもつにいたる、とする。そして、中国の成長を隣国として友情をもって見守るべきだ、と主張する。「安易なナショナリズム」をたびたび批判する。講演などを見る限り、麻生が一見ナショナリストと見られかねない言動を時におこなうのは、「それぞれの民族・国家が自分たちの視点から見た歴史観をもつことは文化的必然である」という原理に基づくようだ。
以下に聴衆へのサービス精神旺盛な麻生太郎であろうとも、小泉元首相がおこなったような、極めてわかりやすい対決ドラマは絶対に演出しようとはしないだろう。
麻生さんは自分自身を明確に保守政治家として位置付けていますが、やはり他の保守政治家と言われる方々とは、ちょっと振る舞いが違う。
それが若者や老年層、いわゆる弱者に対する目線であったり、理想主義的でありながら、それを現実に根付かせるための現実的、具体的なアプローチを忘れないところであったりそれはさまざまなのですが。
そういうところに私のようないわゆる保守主義的な傾向の薄い人間も惹かれるわけです。
政治というのは最大公約数の国益を実現する行為だとするならば、麻生さんという人は最大公約数をどれだけ大きく出来るかに思案を尽くしている人なのだなあと思います。だから麻生さんなのだなあと思います。

横浜市にて講演2(2008/2/9)
【関連記事】
「年金は民主党も主張する全額消費税方式で」麻生氏
自民党の麻生前幹事長は、年金制度について「現行制度のままでは持つわけがない」と述べ、民主党も主張している全額税方式に変えるべきだという考えを示しました。
自民党・麻生前幹事長:「平均寿命が延びて、(保険料を)払う人が減れば、こんな制度、持つわけないでしょうが。この際、全額税金でやろうというのも一つの案だと思う」
麻生氏はこのように述べ、年金制度を今の保険料方式ではなく、全額税金で賄う方式に変える必要があるという認識を示しました。さらに、消費税率を5%上げて10%にしても、年金保険料を払わずに済むので、消費が冷えることはないと主張しました。ANN 2008年2月9日21時12分
基礎年金の財源は「税方式」で〜麻生氏
自民党・麻生前幹事長は9日、横浜市で講演し、基礎年金の財源を全額、税で賄う方法に改めるべきとの考えを示した。
「税方式の方がわかりやすい。社保庁がいらなくなる。それだけでも気分がいい」−麻生氏は、税方式にした場合の財源として消費税を5%から10%に引き上げることを一つの例として挙げている。
「税方式」は民主党の主張でもあることから、今後、波紋を広げそうだ。NNN24 2008年2月9日21時9分
麻生氏「年金維持のため消費税上げも」
自民党の麻生前幹事長は、「年金制度を維持するため、保険料を全額税金でまかなうべきだ」と述べたうえで、その方法の一つとして消費税の引き上げが必要という考えを示しました。
「この際、(年金保険料を)全額税金でやろうと。保険を皆でやるのなら広く薄く、例えば消費税で何%上げますと」(自民党 麻生太郎 前幹事長)
麻生氏は講演で、少子高齢化が進んだことや支払い義務のある人のおよそ半数しか保険料を払っていないことなどを挙げ、現在の年金制度は「明らかに壊れている」と指摘しました。
そのうえで、年金制度を今後も続けていくには国民年金や厚生年金の保険料を全額税金で賄う必要があるとし、消費税を10%に上げてそれに充てる方法を提案しました。この場合、これまで保険料を支払って来た人には、受給年齢が来たときにその分を上乗せして支払うとしています。
また、すでに年金を受給している高齢者には、「今の若者が将来は保険料の2倍程度しか受け取れないのに、現在はおよそ4倍の額を受け取っている」と訴えて理解を求めていくということです。(09日20:48)TBS NEWSi 2008年2月9日21時16分
“基礎年金 税で賄う制度を”
自民党の麻生前幹事長は横浜市で講演し、保険料で賄う今の年金制度は崩壊しているとして、保険料をなくす代わりに消費税率を引き上げ、基礎年金部分をすべて税金で賄う制度にする必要があるという考えをあらためて示しました。
この中で麻生前幹事長は、今の年金制度について、「保険料を支払う人が減り、保険料制度は明らかに壊れている。子どもが減る一方で平均寿命は伸びており、今の制度が維持できるわけはない」と述べました。そのうえで麻生氏は「年金を税金で賄うのも1つの案だ。消費税率を5%上げても、保険料を支払わない分所得は増えて、国民が受け取る利益は大きい」と述べ、保険料をなくす代わりに消費税率を引き上げ、基礎年金部分をすべて税金で賄う制度にする必要があるという考えをあらためて示しました。さらに麻生氏は「今まで支払ってきた保険料は、一定の年齢になればきっちり返せばいい。保険料を支払い終えた人はさらに消費税で支払うことになるが、若い世代が受け取る年金よりも多額の年金を受給していることを説明すれば、理解は得られるはずだ」と述べました。NHK 2008年2月9日 21時0分
小沢氏・鳩山氏に「すきま風」 きっかけは再議決退席
朝日新聞 2008年02月09日08時03分
民主党のトロイカ体制に揺らぎがみえる。小沢代表の本会議退席問題をきっかけに、鳩山由紀夫幹事長との間にすきま風が吹いているのだ。沈黙を守ってきた非主流派も、9月の党代表選、さらに衆院解散・総選挙後の政局も視野に動きを見せ始めた。
5日夜、東京都内の料理屋。トロイカ体制で党運営を主導する小沢、鳩山両氏、菅直人代表代行に輿石東参院議員会長を加えた4人に対し、稲盛和夫・京セラ名誉会長が注文をつけた。「どんなことがあってもこのメンバーだけは仲良く、けんかしないで政権交代をめざしてくれ」
稲盛氏は、小沢氏の有力な支援者として知られる。小沢氏の気持ちを代弁したと受け止めた鳩山氏は「我々は小沢さんを守ろうとしているのに」と周囲に漏らした。調和を乱しているのは小沢氏の方だ、と言わんばかりだった。
あえて「仲良く」と言わねばならないほど、年明け以降、小沢、鳩山両氏の間はぎくしゃくしている。
補給支援特措法を再議決した衆院本会議を小沢氏が退席し、大阪府知事選の応援に向かったことについて、鳩山氏は「国民におわびすべきだ」と批判の口火を切った。推薦候補が敗れた夜は「(退席は)国民の批判をいただいた。(敗戦の)理由に挙げられる」と踏み込んだ。
これに対し小沢氏は「幹事長が何を言ったかわからない。党首として仕事に優先順位をつけている」。選挙結果についても「幹事長が何を言ったか知らないが、(退席が)影響したとは思わない」と鳩山氏への不快感を隠さなかった。
ダボス会議の出欠をめぐっても、意思疎通がうまくいっていないことが露呈。つなぎ法案をめぐる国会攻防では鳩山氏が議長あっせんによる与野党合意に動いたが、収拾を促した当の小沢氏は「私は直接内容を検討したり、指示したりしてないので、当事者じゃない」と突き放した。
大連立騒動で小沢氏に党内の不信が募っても、鳩山氏は擁護して補佐役に徹してきた。いまも「小沢代表を支える」と広言しているが、2人の間の齟齬(そご)は隠しようもない。周辺は鳩山氏の心情をこう解説する。「たまったものが決壊したのではないか」
■「非小沢」勢力に動き
鳩山氏の動向は、党内力学にも影響を及ぼす。
ここにきて目立つのが、いったん沈静化していた「非小沢」勢力の動きだ。大連立騒動で「民主党は深刻な危機にたたずんでいる」と苦言を呈した仙谷由人元政調会長は、自民党の山崎拓、加藤紘一両氏の呼びかけに応じ、10日から超党派で訪韓する。訪韓団にはそれぞれ仙谷、鳩山、菅、野田佳彦氏に近いとされる枝野幸男、小沢鋭仁、土肥隆一、蓮舫各氏も加わる。
党内には「仙谷、枝野両氏だけでは反小沢色が突出する。それを避けるための配慮だ」との見方がある。自民党との間を取り持った菅氏も記者会見で「韓国といろんなパイプをつくるのは好ましい。超党派もいい。大変結構だ」とあくまで外交目的だと強調している。だが、党内からは「大連立封じが狙いだ」「代表選で小沢包囲網になる」との見方が消えない。
鳩山氏自身も5日、自民党の麻生太郎前幹事長とともに行政手続きの電子化をめざす超党派の議連結成に参画し、注目を集めた。
鳩山氏は8日の会見で「与野党のメンバーが行動をともにすると憶測を呼びがちだが、(訪韓団は)全く気にすることのない行動だ」と説明。仮に代表選が総選挙の前になっても、小沢氏の「続投」が党内の大勢ではあり、「小沢代表のもとで政権交代を担う」とも強調したが、「代表選では選挙を行って次のステップに進むのも必要なプロセスだと考えている」と、代表選での対抗馬出馬には理解を示した。
こうした言動に小沢氏の側近議員はいら立ちを隠さない。「代表選を無投票で再選するのが理想だが、悩みの種は尽きない。外に対するより、内に対することだ」
年金の全額税方式を提唱 自民・麻生氏が提唱
朝日新聞 2008年02月08日23時42分
自民党の麻生太郎前幹事長は、消費税を段階的に10%まで引き上げて基礎年金の財源に充てることを柱にした提言を取りまとめた。9日発売の「中央公論」に公表する。昨年9月の自民党総裁選で麻生氏は、年金目的の消費増税に「1%上げるのは一つの方法」と言及していたが、増税幅を大きくして全額税方式の提唱まで踏み込んだ。
基礎年金の財源に税を充てる主張は、もともと民主党が本家。麻生氏は「与野党の垣根を越えて国会全体で年金の取り扱いを監視しようではないか」と呼びかけている。
増税の影響については「サラリーマンが基礎年金保険料を払わなくて済むようになれば、消費が大きく冷え込むことはない」と説明。厚生年金に関して事業主の半額負担をなくし、負担軽減分は従業員の給料に還元することも訴えた。国民年金の保険料を負担してきた人と未納の人を区別して、納付者には「プラスアルファ分を支給する」としている。
麻生氏の提言に対し、町村官房長官は8日の記者会見で「いま直ちに政府として全額税方式に踏み切る状況にはない」とする一方、「ひとつの大きなテーマではある」と語った。
【今日の読み物(スコープなど)】
スコープ におう政界再編 超党派の動き活発化
東京新聞 2008年2月9日 紙面から
与野党の垣根を越えた国会議員の活動が活発化している。ねじれ国会の打開策の一つとして政界再編が取りざたされているだけに、「超党派の動きは政界再編への布石ではないか」との見方も出ている。 (篠ケ瀬祐司)
自民、民主、公明、社民各党の十七議員は十日に訪韓。十一日に李明博(イ・ミョンバク)次期大統領と会談する。
団長役は、リベラル勢力の再結集の必要性を訴えてきた自民党の加藤紘一元幹事長。その呼び掛けに応じたのが、民主党の小沢一郎代表との距離が指摘される仙谷由人、枝野幸男両氏とあって、「政界再編」のにおいをかぎ取る議員もいる。
自民党の麻生太郎前幹事長と民主党の鳩山由紀夫幹事長が五日、地方自治体の行政手続きIT(情報技術)化推進に向けた勉強会で顔をそろえた。
勉強会を母体とした地域情報化推進議連の発起人には、複数の麻生派議員が名を連ねる予定で、同議連を民主党とのパイプにしようという麻生氏の思惑が透けて見える。
鳩山氏は、実弟の鳩山邦夫法相(自民党)と設立する人材育成塾「鳩山友愛塾」の塾生募集を、十二日から始める。
若手・中堅議員にも超党派連携の動きがある。
自民党の河野太郎氏、水野賢一氏、民主党の馬淵澄夫氏、細野豪志氏ら七人は昨年秋から勉強会を重ねて今月六日、国会改革の提言を発表した。
北川正恭前三重県知事らが設立した「地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合」(略称・せんたく)に賛同する超党派議連も今月中に発足する。自民党から河村建夫元文部科学相、民主党から野田佳彦元国対委員長らが参加し、総勢六十人に達する見通しだ。
こういった動きは、昨年十一月に自民党と民主党の大連立構想が浮上して以来の政治状況と関係がある。
ねじれ国会で厳しい政権運営を強いられている与党内では、難局を打開するために、野党議員も巻き込んだ政界再編を期待する意見は多い。大連立は、再編の最たるものだが、党内では「大連立すれば、政治は死ぬ。考えが近い議員同士でまとまる方が自然だ」(閣僚経験者)と政策や理念に基づく再編を志向する議員は多い。別の自民党幹部は「現在は再編前夜。再編の軸は『大きな政府か小さな政府か』だ」と言い切る。
党派を超えた議員間の交流は、自分のイメージする再編へのきっかけをつくろうといううごめきともいえる。
美人市議・藤川優里さん 後援会長が語る「萌え系議員」の素顔とは
産経新聞 2008.2.9 14:52
美人市議として話題沸騰の青森県八戸市の藤川優里さん(27)。うら若い1年生議員を支えている1人が藤川ゆり後援会の佐々木聡会長だ。佐々木会長から見た優里さんとはどんな女性なのか? 佐々木会長からの特別寄稿を掲載します。
◇
私と優里さんが出会ったきっかけは父、友信氏の最初の県議選の時です
当時、優里さんはまだ学生でしたがウグイス嬢を務めるなど、父を一生懸命応援していました。しかしその結果は友信氏、落選。一敗地にまみれ士気が大いに低下した藤川陣営を鼓舞したのは優里さんだったそうです。優里さんとは当時は挨拶だけして普段会う事はなかったのですが…。
再会したのは2回目の県議選敗北後です。この県議選には関わっていなかったので、これは聞いた話ですが、支援者の皆様が呆然とし敗北のショックをまさに味わっているときに優里さんが突然、友信氏と最有力支援者の前で土下座し、こう訴えたといいます。
「私を市議選に出してください!!」
みんなが父の県議選の敗北を受け入れていないなか、いきなり立候補を願い出たのです。すぐその場で「仇打ちに行きたいのか」との意見が出されてOKとなり、事態は急変。優里さんは市議選に出馬することになりました。
一般的にはこのような事はあり得ないのですが、その時は敗北のショックで友信氏も含む全員が思考停止状態でした。また選挙戦での熱気が残り、戦闘状態であったことも意識の高揚を促したのでしょう、友信氏もその場で了承したのだそうです。
私はその後、理事を務める最有力支持企業の理事長から呼び出されて後援会長を依頼され、受けることになりました。ここからは自分で体感してきたことですが、優里さんの選挙戦はその空気、雰囲気は恐ろしいほど盛り上がりました。まあ優里さんは心理学部の卒業でしたし、そういった雰囲気作りには長けていたのかもしれません。
公示日までわずかの期間での立候補表明でしたが、見事に当選…。
優里さんは恐るべき戦略的機知を見せました。私はナポレオンのツーロン攻略作戦に例えるのですが、父が落選した後に立候補を言ってのけて、しかもトップ当選とはまさにナポレオン並みとしか言えません。そう、確かにドラマチックな選挙でした。
そして現在、後援会としては公式サイトを中心に活動しています。青森県では政治関連にあまり活用されていないITを積極導入し、有権者の皆様への情報開示を積極的に行っていくことに力を入れています。優里さんも実に研究熱心で、地方議員のホームページコンテストみたいなのがあるのですが、それに優勝したいと政治関連に限らずいろいろなサイトを見て勉強しております。
私と優里さんとやり取りはおおむねメールで行います。後援会での連絡もそうです。優里さんはパソコンや携帯をうまく使いこなしておりますね。文面は完全に今時の若者のメールです。
そう、優里さんはその美貌だけではなく、大変な政治的才能に加えてハイテクを政治に応用することに躊躇がありません。この点が「妹系議員」と世間で呼ばれる、ある意味全くの”ニュータイプな政治家”といえるかもしれません。
後援会に新たに入会した方が言っていました。「これからはすべてに萌えの要素がなくてはいけないのではないか?」と。
指揮者のバーンスタインは「20世紀で一番偉大な人物は」と聞かれ、エルビス・プレスリーと答えています。なぜか? それは全てに「ポップの概念」を持ち込んだからだとバーンスタインは答えます。
優里さんは政界に「萌えの概念」を植え付ける事が出来るのでしょうか? 通称ローゼン閣下こと麻生太郎前外務大臣はその点で政界屈指の大成功をされていますが、女性はまだです。
優里さんはあくまでも一般議員としてキャリアを積んでいきたいと話しておりますが、私は優里さんが日本政界では非常に稀な存在になるかもと予感がしております。
優里さんは仕事面では新米です、まだまだ勉強が必要でしょう。しかし優里さんが道をつき進むことによって日本の政治にはまた別の、新しいサブカルチャーが政界に届くということでしょうか。
完全に従来の政界スタイルの持ち主である友信氏の娘が、かくのごとくテクノロジーで武装し、政治活動を行う…。選挙におけるインターネットの使用解禁を控えた現在、優里さんの成功は政界関係者にはいい前哨になったのではないかと僭越ながら自負しております。
世界は1週間で変わる…。選挙戦の最中、私は挨拶でこう述べたました。それを身をもって実現した優里さんは将来、政治の世界を変えていくのでしょうか。

横浜市にて講演3(2008/2/9)
2008.02.09 23:50 | 麻生太郎さんのこと |
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コメント一覧
横浜駅西口の街頭演説。
生の麻生さんに会えて嬉しかった♪
やはり麻生さんは演説上手ですね。
上手というか温かい。
聴衆である私たちに度々話し掛けたり問い掛けたりしながらの演説でした☆
麻生さんの演説自体は15分位。
もっと長く聞きたかったな…。
話題を2,3あげると、
道路特定財源や日本の価値および横浜の価値、
自ら視察した横浜(鶴見など)の感想を
地元筑豊と比較して語っておられましたよ。
私は千葉なので、ぜひ千葉にも来て欲しい!
また足を運びたいと思います(^^)
2008.02.10 10:06 URL | Nob #- [ 編集 ]
ブログ巡り中に立ち寄りました。
応援ポチッ!
2008.02.10 10:27 URL | サトシ #- [ 編集 ]
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2008.02.10 12:51 | # [ 編集 ]
字が小さいのと文章が長いので、高齢の方では読みにくいのでは。ブログランキングもクリックし難いいちにありますし。面白いブログですので読者が増える事をお祈りします!
2008.02.10 19:13 URL | こんばんは。 #- [ 編集 ]
Nob様
情報ありがとうございます!
生の麻生さんはいいですよね。目の前にいる人にきちんと話しかけている、ということを感じさせてくれる、稀有な政治家だと思います。
Nobさんは千葉なんですね。千葉なら麻生さん行かれる機会も多いですもんね。薗浦さんも千葉ですし。羨ましいです。
2008.02.18 00:20 URL | ひつじ帝国 #JjQcfDfE [ 編集 ]
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