高貴なる義務
2007'08.18.Sat

外務大臣記者会見(2007/8/17)
昨日の麻生さんの様子が、いろいろニュースになってます!
外相と会談のメキシコ大統領、日本の温暖化対策構想を評価
【メキシコ市=松永宏朗】麻生外相は17日午前(日本時間18日未明)、メキシコ市内の大統領府でカルデロン大統領と会談した。
地球温暖化など気候変動をもたらす温室効果ガスについて、大統領は「排出削減に向け、途上国としての責任を果たす用意がある。安倍首相が発表した(2050年に現状比50%削減する)『美しい星50』構想を評価する」と述べた。
これに対し麻生外相は、「経済成長と温室効果ガス削減は両立させなければならない。その核は技術だ。日本は技術を持っているので協力したい」と応じた。
この後、麻生外相は、外務省でエスピノサ外相と会談し、国連安全保障理事会の改革について「日本は新しい提案を考えている。提案ができたらメキシコにも伝えたい」と語った。エスピノサ外相は「日本と立場は共通している。外務省の次官級協議などで協議を深めたい」との考えを示した。読売新聞 2007年8月18日12時30分

メキシコのカルデロン大統領と1(2007/8/17)
中小企業進出に優遇措置を=メキシコ大統領と会談−麻生外相
【サンパウロ17日時事】メキシコ訪問中の麻生太郎外相は17日、カルデロン大統領と会談し、両国の間で2005年4月に発効した自由貿易協定(FTA)に関連し、日本の中小企業のメキシコ進出に対する税制優遇措置をとるよう要請した。
同外相は、自動車や電機メーカーなど同国に進出している日本企業が直面している問題は部品調達にあるとした上で、部品産業を担う日本の中小企業進出の重要性を指摘。これに対し、大統領は「興味深い考え」と応じた。大統領はまた、若者に日本の技術を学ばせるため、奨学金や交流計画を充実させる考えを示した。時事通信 2007年8月18日12時2分

メキシコのカルデロン大統領と2(2007/8/17)
また、ソホ経済大臣との会談もありました。
外務省:麻生大臣とソホ・メキシコ経済大臣との会談
日本とメキシコと言えば日墨EPAなどまずは経済関係。
経済にも明るい麻生さんですから、こうした発言にも積極的です。

ソホ・メキシコ経済大臣との会談(2007/8/17)
そして、昨日の麻生さんといえば、こんなこともあったようです。
麻生外相、メキシコで「漫画外交」展開
【メキシコ市=松永宏朗】メキシコ訪問中の麻生外相は17日夕(日本時間18日午前)、メキシコ市内の日墨学院を視察し、日本史や世界史などの漫画セットを寄贈した。
漫画好きで知られる麻生外相は「最近の日本文化を代表する漫画を皆さんに贈りたい」と述べた。生徒からは、外相の好きな漫画のキャラクターやメキシコで人気の日本漫画に関する質問が相次いだ。
麻生外相は、これに先立ち、同国外務省で会談したエスピノサ外相からもメキシコで人気の日本の漫画「聖闘士星矢」のスペイン語版を贈られるなど活発な“漫画外交”を展開した。読売新聞 2007年8月18日12時45分

メキシコのエスピノサ外相と1(2007/8/17)
以前、ポーランドのメレル外相から『犬夜叉』のポーランド語版をもらった麻生さん。
この件は、報道にも大きく上がりましたし、麻生さんは何度も話題にしています。
日本のポップカルチャーが海外にも受け入れられている証左として、演説などでも何度も取り上げています。
経済大国・日本の外相がそうやって何度も言及する、いわば「最小の投資で最大の効果」を上げることに成功した一例ですね(笑)。
日墨学院訪問の模様は外務省のサイトにもこんな記事が上がっています。
外務省:麻生大臣による日墨学院訪問
この外務省の記事もなかなか充実していて面白い。
さらに、「これまで訪問した多くの国々の中で最も気に入った国はどこか」との質問なされ、麻生大臣から、「リトアニアが大変きれいなところで、印象に残っている」旨応答した。
「麻生大臣の気に入ったメキシコ料理は何か」との質問に対して、麻生大臣より、「二十数年前にメキシコで行われた射撃の国際大会で優勝した際に、軍隊で振る舞われたカボチャのスープが大変気に入ったが、本日も同じカボチャのスープを大変美味しく頂いた」と答えた。
なかなか楽しそうな様子が伝わってきます。

メキシコのエスピノサ外相と2(2007/8/17)
そして、中にこんなやりとりも。
その中で、日本コースの生徒からは、麻生大臣の好きなマンガのキャラクターや今メキシコで人気の高い「るろうに剣心」について質問がなされ、マンガについて活発なやり取りが行われた。
活発なやりとりってなんじゃらほいと思ったら、実はこんなことがあったようです。
漫画談議でたじたじ メキシコ訪問の麻生氏
麻生太郎外相は17日午後(日本時間18日午前)、メキシコ市内で現地在住の日本人とメキシコ人の子どもらが一緒に学ぶ「日墨学院」を訪れ、世界史などを分かりやすく学ぶ漫画セットをプレゼントした。
麻生氏は大の漫画ファンとして知られるが、在校生からメキシコで人気が高いという漫画「るろうに剣心」について質問され、たじたじとなる場面もあったという。
日墨学院は1977年に開校。幼稚園から高校まで日本とメキシコの教育課程に準拠したコースがあり、多文化教育を実践する場として注目されている。(共同)産経新聞 2007/08/18 18:12
あははは。
たじたじってわかるような気がする。
子供って、好きなことに対してはとことんマニアックですもんねえ。
一通り読んでいるだけではついていけないような質問があったんだろうなあ。
マンガがそれだけ人気というのもすごいですねえ。

日墨学院訪問(2007/8/17)
そして、麻生さん不在のさなかですが、夕刊フジでは連載「日本の底力」が来ています。
写真は、さっそく先の中東訪問の折の、嘆きの壁を視察したときのショットが使われています。すばやいですね、フジは。
今回のタイトルは『とことん議論、決めたら一丸』。
安倍総理の続投に関する内容になっています。
さて、参院選の結果を受け、安倍内閣や党執行部に対する提言や批判が党内で出されていることは、みなさんご存知の通りです。こうした声をとらえ、面白おかしく取り上げる向きもあるようですが、自民党は開かれた国民政党です。ですから、いろいろな意見が出ないほうがおかしいわけで、活発な意見が自由に出されることは非常に結構なこと。言い換えれば、自民党にまだ活力が残っていることの証明でもあります。
だいたい内閣の中だって、政策や方向性を決めるときには活発な議論がなされるのが常です。私は小泉、安倍両内閣で総務大臣、外務大臣として閣内に入っていますが、小泉首相(当時)に対し郵政民営化で意見を申した事もありましたし、安倍首相にも公務員改革をめぐる手段・手法について異議を唱えたことがあります。
要するに大事なのは、いろいろな意見を戦わせながらも、最終的には国民にとってベストな政策や目標を作りあげていく。そして、決めたからには一丸となって進んでいくことでしょう。もちろん、間違いが分かれば素直に非を認め、他の意見や批判に答えてきちんと変わることも肝要です。
この辺、麻生さんは一貫しているんですよね。
異見はあって当然、議論は戦わせなければいけない、全会一致の胡散臭さ。
若い頃からずっと言っています。
何せ、ご自分の著作のタイトルが『異論』ですもんね。
でも確かに私も仕事場で、部内で新しい計画を立てるときなど、部長と「ディベートもどき」をすることがあります。
その計画に対して、どちらかがまあ立案者だとしたら、他方はそれの反対的な立場を意識的に取って議論するのです。
そうすることによって計画のアラがわかりますし、やはり、反対意見によって鍛えることによって、計画を進める上での論旨が明確になります。

共同記者会見1(2007/8/17)
でも、一番大切なのはここだと思うなあ。
決めたからには一丸となって進んでいく
「決めたこと」に対する責任を持つ。
本当に本当に大切なのはこういう姿勢だと思うんです。
確かに麻生さんは、時の総理に真っ向から意見を述べたりして、その姿勢をあれこれいう記事もありました。(すぐ「不仲」とかそういう風に持っていくんですよね、新聞や週刊誌って。)
でも決まったことにはきちんと従った。
自分がたとえ賛成していない案件でも、自分がその組織に属し、その決定の場に(たとえ反対を投じていたとしても)いたわけですから、そこに責任を見出すのはごく真っ当な感覚だと思います。
自分たちが、その組織に所属しているという最低限のことは忘れてはいけないこと。
そう思うのです。

共同記者会見2(2007/8/17)
2007.08.18 23:30 | 麻生太郎さんのこと |
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