あした天気になあれ!
●午前、日中外相会談。約50分。
首脳会議だけでなく、閣僚会議も流れてしまいましたね。残念です。
日中外相会談が行なわれたのはよかったですが。
ところで、会談終了後の麻生さんの写真を見つけました。

格好いい!と思ってたら、こーんな ↓ 写真も・・・(笑)

天候、気になりますよねえ。
帰りの空港で、ブルネイのリム・ジョクセン第二外相とお話しているところも撮られてましたね。海外のカメラマンはこういう楽しげな写真が好きですよね。公式とは違う顔、というのがカメラマン冥利に尽きるんでしょうか。
日本のカメラマンは、いつも麻生さんが眉間にシワを寄せた顔や、澄ました顔ばかり撮りたがっていけません。
もっと素敵な表情がいっぱいあるのに!
李肇星さんとはこのあいだもハノイで会ったばかりなんですよねえ。もう会うとなったら、何度会うの?!って感じです。
麻生さんが就任当時、中国側が靖国問題を口実にまったく会談を行なおうとしなくて、マスコミが大騒ぎしていたのが懐かしいなあ。
あのころ、フジテレビの外務省担当の記者が、麻生さんが旧知の中国要人の表敬に、にこやかに応対しているのに触れて、「この笑顔を外交の現場で生かせないのが歯痒い」と言っていたのが印象的でした。
もっとも日中二国間に、今も問題が多いのも確かなんですよね。
北朝鮮問題での温度差、東シナ海ガス田の問題、台湾問題、歴史認識問題など、今回の会談でも懸案事項が目白押し。
ニュースで見ているだけでもうんざりするのに、現場は考えも価値観も違う国の人たちと、国益をかけてつばぜり合い。頭が下がります。
「問題があるときこそ、会って話さなければいけない」
麻生さんの持論。
私はこの言葉が大好きです。
どうしても折り合えない部分というのは、誰にでもあります。国同士に限らず、日常の対人関係でも間々あることです。
だからこそ、どこまで譲れないのか、お互い折り合っていけるのはどこまでなのか、はっきりさせるのはむしろいいことなんじゃないかと思うんです。100%考えが一致しないとダメなんて、ちょっと不健全な気がします。
日本は割とみなさん、全会一致が好きですけどね。(麻生さんが昔、社会党について、国会で全会一致で賛成しておきながら、いざ事が始まると反対で大騒ぎ、なんて皮肉ってましたっけ。)
やっぱり、何事もやりすぎは無理が出るんじゃないでしょうか。
対中外交は、日中歴史共同研究の委員会初会合が26日に開かれることが決まり、いよいよ気が抜けない事態ですが、国内も麻生さん周辺がなかなか落ち着かないようです。
古賀氏、「大宏池会」構想を牽制 丹羽・麻生氏急接近に
自民党旧宮沢派(宏池会)の流れをくむ古賀、谷垣、河野3派の若手・中堅の間で、3派の合流による「大宏池会」結成を望む声が強まる中、古賀派会長の古賀誠元幹事長の動きが活発化している。古賀氏と距離を置く旧丹羽・古賀派(古賀派の前身)の代表だった丹羽雄哉総務会長と河野派の実力者である麻生太郎外相が急接近する動きがあり、これを牽制(けんせい)する狙いがあるようだ。3派が合流すれば約80人となり、町村派に次ぐ大派閥になるだけに、主導権争いが激しくなりそうだ。
古賀氏は、宏池会創立者である故池田勇人元首相をしのぶ会を東京・信濃町の旧宅で18日に営むことを決めた。この会の案内状を送るのは、古賀派所属議員に限り、谷垣、河野両派に声はかからなかった。
「宏池会が来年創立50年を迎えることを記念し、創立者の志に思いをはせる」ことが会の名目だが、宏池会の創立は昭和32年6月で、12月に会合を開く理由はない。古賀派内からも「古賀氏が池田氏の威光をかざして存在感をアピールしたいのではないか」(中堅)といぶかる声が上がる。
また、古賀氏は、谷垣派の逢沢一郎衆院議運委員長らが立ち上げた「アジア戦略研究会」の12日の会合で講師を務めることを決めた。同会は、総裁選前に反安倍勢力の結集を狙って、逢沢氏や古賀氏の側近議員らが立ち上げただけに、内閣支持率が下落する中での活動再開は自民党内に波紋をもたらす可能性がある。
古賀氏が活発に動き出した背景には、麻生、丹羽氏の急接近がある。古賀氏は、丹羽・古賀派から古賀派に衣替えしたことで、丹羽氏と確執が生じた。また、先月20日の丹羽氏のパーティーに麻生氏が駆けつけ、両氏で「大宏池会」をぶち上げ、固い握手を交わしたことは、古賀派関係者に衝撃を与えた。
丹羽、麻生両氏が安倍晋三首相との結束を強めていることも古賀派を揺るがしている。派内には、塩崎恭久官房長官や菅義偉総務相ら安倍氏と親しい議員も多く、主流派としての「大宏池会」を求める声が強まれば、首相と疎遠の古賀氏は孤立しかねないからだ。
加えて、麻生氏らに近い古賀派の鈴木俊一元環境相らが、3派の衆院当選6回以下の議員で13日に忘年会を計画していることも派内の不協和音を増幅している。古賀氏は周囲に「大宏池会なんかできるわけがない」とうそぶくが、大宏池会の主導権をめぐるさや当ては今後も強まりそうだ。
産経新聞 09:34
松本純さんの日記を読んでいると、三派の集まりなどのことも載ってますし、微笑ましい印象なんですが、なかなか現実の政治ですからそうとばかりも言ってられないですよね。ましてや古賀さんは、そういう策動が得意という印象の方ですから。
そろそろ麻生派立ち上げになりますが、見ているだけの人間のくせに、なかなか気が休まりません。
2006.12.09 23:48 | 麻生太郎さんのこと |
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